今年も新世界遺産-イタリアのロンゴバルド族：権勢の足跡
今年もイタリアで新たな世界遺産が認定された。
古代ローマ帝国の崩壊から中世にかけて、
イタリア史に重要な足跡を残すロンゴバルド王国とは—
ロンゴバルド王国（イタリア語の音訳。ランゴバルド王国ともいわれる）は、568年ゲルマン系ロンゴバルド族により建国され６-８世紀にイタリア半島を広く統治し独特の文化を発展させた後、774年カール大帝により滅ぼされました。そのロンゴバルド王国の重要な権勢の足跡を示す７地域の要塞、教会、修道院などの建物が2011年に世界遺産として登録されました。ロンゴバルド族の建築スタイルは総じて古代から中世ヨーロッパへの変遷を示すもので、古代ローマの伝統、キリスト教的精神性、ビザンチン文化の影響そしてゲルマン系北欧様式を生かしています。（イタリア政府観光局のサイトより）
これによりイタリアの世界遺産総数は46箇所。
ヴァチカンとサン・マリノ共和国を入れると48箇所となる。
