おすすめアグリツーリズモ
イタリア独特の、農家が経営する貸し別荘をアグリツーリズモといいます。
豊かな自然のなかでゆったり時を過ごせるバカンスの一スタイルとして、
イタリア内やヨーロッパで大変人気があります。
そのなかからいくつか、おすすめのアグリツーリズモをご紹介いたします。
ベッドルーム、キッチン、バスルーム、居間などを含むアパートタイプと、
B&B(ホテルのように1室から借りられる、朝食付き)タイプがあります。
田園のバカンスを楽しむ為には、最低3泊ぐらいすると良いでしょう。
ほとんどにプールがあり、キッチン付きでは自炊のための設備が整っていますが、
郷土料理のレストランが併設されていたり、
希望によって家庭料理を用意してくれるところもあります。
また、農園の生産品(ワイン、オリーブオイル、はちみつ、ジャム、野菜の便詰めなど)も、
多くのアグリツーリズモで購入出来ます。
アグリツーリズモに関してはこちらの記事も参照ください。
※いずれのアグリツーリズモも、当社のトータルプランでの手配が可能です。
La Canonica di Cortine
La Canonica di Cortine di Lucia Fusi & C.s.a.s
50021 Barberino Val d’Ersa (FI) Localita’ Cortine
フィレンツェから南30キロほどに位置する、大変設備の整ったアグリツーリズモ。
定員2名~4名のアパート(キッチン、バスルーム、居間付き)が6件と、
ジャグジー付きのスイートを含む B&B(シングル×1、ダブル×3、4人定員×1)が5室ある。
アパートは1週間単位が基本だが、B&Bは1泊から宿泊可。レストラン併設。
がっしりとした石壁の建物は1037年の記録にある古いカステッロ(お城)そのまま。
内部は太い木の梁やれんが色のタイルを活かし、アンティークの家具を センスよく配置してある。
Poggio Borgoni
RELAIS POGGIO BORGONI
Via Cassia per Siena, 35 50026 San Casciano in Val di Pesa (Firenze)
フィレンツェから南へ車で30ほどに位置する、B&Bタイプの設備の整ったアグリツーリズモ。
B&Bタイプのみ(だが、昔のオリーブの搾油所を利用したレストランが併設されており、
日本人旅行者にも利用しやすい。
アグリツーリズモには珍しく、バスタブつきのスーペリアルームもある(一室のみ)。
自慢の自家製の朝食後は、のんびりとプールサイドで過ごすもよし、
マウンテンバイク(レンタル可)で、数キロ離れたサン・カッシャーノの街まで足を伸ばすもよし。
周囲には見ごたえのある歴史都市も多いので、車をチャーターしてのドライブツアーも人気です。
Poggio Asciutto
Poggioasciutto
Via Montagliari n-40, 50022 Greve in Chianti, Firenze
フィレンツェからシエナに向かう222号線、通称キャンティ街道沿いにあり、両都市のちょうど中間あたりに位置する。
アパートは2人用から4人用まで5件程。
ハイシーズンの最低宿泊数/1週間(土曜日から土曜日)。
農園でワインの試飲ができ、周辺にも有名なキャンティのワイナリーが多い。
近くのグレーヴェインキャンティには美味しいレ ストランもあるが、頼んでおけば家庭料理を用意してくれる。
テラスや庭のすぐ先には、ブドウ畑や糸杉の並ぶ しっとりとしたトスカーナの風景が広がっていて、
のんびりと休日を過ごすことが出来る。
Malvarina
Via Pieve di Sant’Apollinare, 32 – 06081 Assisi (PG)
アッシジ近郊の料理自慢のアグリツーリズモ
アパートタイプとB&Bタイプの両方がある。
B&Bタイプは最低1泊から宿泊可能。
アパートタイプはシーズンにより宿泊制限があるが、空き状況によって予約可能な場合も。
オリーブや蜂蜜などを生産する農園。マンマの作る郷土料理を目当ての客も多い。
アクセスはアッシジまたはフォリーニョの駅からが便利。
ウンブリアの古都を訪ね歩く拠点に最適で、ローマ滞在との組み合わせもおすすめです。
Rodrigo de Vivar
Piazza della Rocca, 18/19, 00119Ostia Antica, Roma )
ローマのレオナルド・ダビンチ空港から車で15分、古代ローマ遺跡の街オスティアアンティーカに程近いアグリツーリズモ。
部屋はスタンダードが9室、豪華な内装のスイートが5室ある。
宿泊施設は、教皇ユリウス二世の城を背景に、
中世の集落の中に建つアパートメントタイプと、田園地帯に広がる農園の中のB&Bタイプがある。
オスティアの遺跡から数分、古代ローマと中世の雰囲気、田園の緑を同時に味わえる。
夕食にはもちろん農園の野菜を使った家庭料理を味わえるが、
集落の中には手ごろなレストランやバールもある。
空港からアクセスしやすいので、到着時の1-2泊をここで過ごして遺跡をのんびり見学し、
その後じっくりローマ観光をするのも良い。ローマ市内までは24キロ。
Rupestr
Agriturist Rupestr di Giorgio Cirio
Canelli (At) reg. Piancanelli, 12(Piemonte)
日本びいきのオーナーの暖かいホスピタリティーに溢れた、ピエモンテのアグリツーリズモ
B&Bタイプのみ。
ぶどう畑を望む農園とカンティーナが自慢。
郷土料理も絶品で、広いダイニングでは地元の人たちのパーティーが開かれることもあるほど。
スローフードの街ブラ、中世の面影が残るアスティ・アルバなどに美食とワインを訪ねる旅や、
華やかなサヴォイア家の建造物が連なるトリノを組み合わせるプランもおすすめです。
Masseria Salinola
Contrada Salinola sn, Strada provinciale 29 per San Michele Salentino – km 1,5
72017 Ostuni (Brindisi) – Puglia
注目の南イタリア・プーリア州のアグリツーリズモ
アパートタイプとB&Bタイプの両方がある。
オリーブや果樹の畑に囲まれ、広い中庭に面して母屋やアパートが立ち並んでいます。
マッセリアというのは、この地方独特の呼び名で大農園のこと。
トスカーナやウンブリアの農園とはまたひと味違う、南イタリアの雰囲気をたっぷりと 味わえます。
丘の上の真っ白な街オストゥーニにも程近く、車(レンタカー・専用車)を利用しての、
アルベロベッロやレッチェを組み込んだプランにも便利な立地。
レストランではたっぷりと郷土料理を堪能できます。