「オペラ 愛の名曲20+4選」—初心者に最適の入門書 2008/6/8 イタリア旅行のプランニングの際、本場のオペラを体験したいというリクエストを受けることがある。オペラのシーズン(秋から春にかけて)と、旅行の滞在時期のタイミングがあえばおすすめだが、この本はそんなオペラ初心者の方に最適の入 [続きを読む]
イタリア・スポレート歌劇場オペラ「シンデレラ(チェネレントラ)」静岡・浜松でも公演 2008/5/28 2007年に来日して人気を博したスポレート歌劇場が今年もやってくる。演目はロッシーニの「シンデレラ(チェネレントラ)」。 東京、大宮、横須賀、大阪、名古屋などに加えて、県内では浜松と静岡で上演される。イタリアの小さな街の [続きを読む]
ミラノサローネ デザインの街に日本からも出展 2008/5/14 名前だけは毎年聞く「ミラノサローネ」、イタリアのみならず世界中から最先端の住デザインが一同に揃う展示会とはどのようなものか、関心はあったもののなかなか内実を知る機会はない。なのでこのレポート記事はとても興味深く読んだ。 [続きを読む]
「ゲーテ『イタリア紀行』を旅する」(牧野宣彦:著) –甦る「ミニヨン」のあこがれ 2008/4/29 イタリア紀行というのは不思議な本だ。決して読みやすくはない。私自身手元にある岩波文庫の全てを読んでいないと思う。この本はすこしほおってくとどこまで読んだかがわからなくなる本で、だからたぶん最後までは読んでいないだろう、と [続きを読む]
『美しい夏の行方』 —辻邦生が愛したイタリア 2008/4/8 辻邦生はたくさん紀行文を書いているけれど、88年のこのイタリアへの旅で「初めて素直にのなかに自分を解き放つことができた」という。それはたとえばこんなふうだ。 ローマの露天市の、果物が山盛りに並ぶ光景に「豊穣」を、「生きて [続きを読む]